\白鳥オデット/
岐阜クラフトフェア2024に向けての新作です。
実は、ワタクシ、白鳥オデットのシルエットブローチは、1年近く何度も下絵を描き続けておりましたが、なかなかしっくりいかず、う〜んと唸っておりました。
最終的には、首の長さや位置、重量バランス、裏側のピン配置をあれこれ考えて、このデザインとなりました。
ここからは、チャイコフスキー先生の 白鳥の湖 「情景」の音楽を頭の中で鳴らしながら
読んでくださいね。
\Story開幕/
王子ジークフリートは、母親から明日の舞踏会で花嫁を選ぶよう命じられます。
ただ王子にその気はなく、白鳥狩りに湖へ向かいます。
湖畔では1羽の白鳥が岸辺に上がり、美しい娘に変身しています。
娘の名はオデット。
オデットは侍女(じじょ)たちと共に、悪魔の呪いにかかり、昼は白鳥、夜は人間に戻ることになったことを王子に話します。
この呪いを解くには、愛を誓ったことのない男が、愛を捧げることでした。
2人は惹かれあうものの、夜明けとともにオデットは白鳥に戻り、飛び去って行きます。
王宮の舞踏会場には、次々と王子の花嫁候補が訪れます。
ただ、王子はオデットのことを想い続けます。
そこへ、客に変装した悪魔とオデットに化けたオディールが現れます。
王子はオディールをオデットと思いこみ、結婚の誓いをしてしまいます。
その途端、悪魔とその娘は正体を現し、窓には悲しげなオデットの姿が映ります。
王子は、湖に戻ったオデットに許しを乞います。
オデットは王子を許し、2人は湖に身を投げることになります。
二人の愛の力に悪魔は滅び、二人の魂は永遠に結ばれます。
・・・・Fin.・・・・
悲劇ですが、美しいお話です。
お写真は月夜のオデットの姿を撮りました。
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